作業服・制服調節で上手に節電!
昔版：夏の節電・省エネ対策
現代版：夏の節電・省エネ対策
夏スタイル（夏の衣服・企業ユニフォーム・作業服）の今と昔：今
新素材・新デザインを楽しみながら、クールビズを！
まず、夏素材のユニフォームに大切なキーワードは「吸汗速乾」「吸湿性」「肌触り」といったところです。
化学繊維素材は、より吸湿性に優れていて昨今のクールビズ商品「○○ドライ」や「クール○○」など、ほとんどがこれらの最新繊維を採用しています。
化学繊維素材とは、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維とレーヨンやキュプラなどの再生繊維のように人工的に作られた繊維を言います。
また、合成繊維に再生繊維を付加したり、異形断面繊維をプラスすることより吸湿性の優れた作業服やポロシャツや企業ユニフォームを作られています。
ちなみに、異形断面繊維というのは、断面が丸い普通のポリエステルやナイロンとは異なり、断面がY型やドッグボーン型など凹凸の多い形をしているために、吸水性が高くすぐに乾くメリットがあります。
綿に比べ、汗を吸っても濡れ感が少ないのが特徴です。
また形態安定性に優れていて、洗濯などによる型崩れやシワも起こしずらい優れた素材です。
「また、汗をかくと肌に油や汗の成分がたまります。
それが原因で細菌やいやな匂いが増加し、ベタつき、に良いなど不快感が高まります。
ポロシャツやTシャツを作業着としている企業は是非、抗菌加工や吸汗速乾等の機能性つきの作業服をお勧めいたします。
速乾性で汗が乾きやすく、接触冷感（肌に触れた時にひんやりと感じる）のあるTシャツ・ポロシャツ（またはインナー）を選ぶとさわやかな気持ちで作業に従事時出来るはずです。
またブルゾンの系の作業服の着用が余儀なくされる現場などでは、半袖タイプのジャケットを選んだり、空調服が夏のおすすめです。
空調服とは、服に電動のファンが付いていて人工的に服の中の空気を対流させるものです。
もともとは冷房を使えない場所や、炎天下や屋外で作業するワーカー向けに開発されたものでしたが、Yシャツやブラウスタイプのものなど種類も増えていますので、試してみるのよいと思います。
最新の夏小物（清涼アイテム・グッツ）
熱中症予防にも最適なヒンヤリマフラーやバンダナ
内部の特殊高分子ポリマーによって水に浸すだけで長時間冷汗を持続することができるネッククーラーが安価で使い易いです。
繰り返し使えるのでエコですし、オフィスやスポーツ、レジャーなど場所を選ばない利便性の高さが人気の理由です。
保冷剤付きの作業服
屋外作業現場用として活躍するのが保冷剤をいれるためのポケットがあらかじめ設けられているベストや作業服です。
作業服の下に着用するだけでポケットに入っている保冷剤が血管を冷却することで体温を下げます。
冬場にはカイロを入れたりして、冬にも使える便利グッツです。
水分補給+ミスト噴射で体の内と外から冷却！
ミストがついて冷気を噴射し、表面温度を瞬間冷却させます。
最大-5℃まっで冷却させる商品もあったり、水筒にミスト機能が付いていたりと様々な形で簡単にクールダウンできます。
氷が入るワイドな筒口も便利です。
他にも、ハンカチにスプレーするだけでアイスノンが作れるミストもドラッグストアなどでよく見受けます。
タオルなどに吹きかけるとミストが瞬間的に氷状に変化し、肌を冷やす簡単な冷却材として使えます。